Papyrus〔パピルス〕
(1)パピルス、紙草、パピルスに書いた写本、古文書
(2)書写材料の一つ。エジプトのナイル河畔に茂るパピルス草の繊維を縦横に組み合わせて作った純白の紙状の板。紙が発明される以前、欧州で盛んに使われた。美しく耐久性に富み、数千年前のものが今も残っている。<(1)(2)三省堂:コンサイス外来語辞典>
(3)古代エジプトで、パピルス(カミガヤツリ)という草の茎から製した一種のカミ。前三十世紀頃から使用され、紀元後七~八世紀、製紙法の発達するまでヨーロッパでも用いた。パピルス文書とは、主としてこの紙に記したギリシャ語・ラテン語の文書。→紙蚊帳吊(かみがやつり)・羊皮紙
(4)紙蚊帳吊(かみがやつり)
カヤツリグサ科の多年草。北アフリカ・熱帯アフリカ原産。茎の断面は三角形で高さ約2.5?。茎頂に多数の総苞片と多数の淡褐色の小穂をつける。ナイル下流などに繁茂し、古代エジプトで茎を圧搾して紙を製した。観賞用に温室で栽培。パピルス
(5)羊皮紙(羊皮紙) Parchment〔パーチメント〕
羊の皮で作った書写材料。緬羊・ヤギ・仔羊などの獣皮を石灰でさらし、滑石で磨いて光沢をつけたもの。西洋で古代から中世まで使用した。<(3)(4)(5)岩波書店:広辞苑>
(6)Parchment〔パーチメント〕羊皮紙、羊皮紙文書〔写本〕、模造羊皮紙、卒業証書
III Practice〔プラクティス〕
(1)実施、実行、実際。theory and practice 理論と実践
(2)〔「行う」が原義〕、(理論に対して)実行、練習、(練習で得た)熟練、手腕、、実務
IV Theory〔セオリー〕
(1)理論、学説、意見
(2)〔「熟考・考察すること」が原義〕、学説、(実践に対する)理論
V Philanthropy〔フィランスロピー〕
(1)博愛、慈善
(2)(貧しい人への寄付・援助などで示す)人類愛、博愛、慈善、博愛行為、慈善事業
(3)フィランスロピー(社会貢献、広義のボランティア活動)
------「フィランスロピー」とは「体験的フィランスロピー(創流出版)より抜粋------
「フィランスロピー」とは「社会貢献」と訳されることが多いが、語源はギリシャ語の「pholamthoropia」で元来「人を愛すること」「人間愛」「博愛」という意味を持つ。フィランスロピーは広義のボランティア活動と考えてもさしつかえない。もう少し正確に言えば、「民間が公益(社会問題解決)のために行うボランティア活動(寄付も含む)とすべきであろう。フィランスロピーは本来、個人的な活動である。しかし、この20~30年の間にアメリカでは「企業市民」の意識の高まりとともに企業のフィランスロピー活動が目立つようになってきた。